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魚ポチ誕生秘話

はじめに

この記事は、foodison advent calendar 2015 の 25日目の記事です。
あけましておめでとうございます。株式会社フーディソンの石井です。

フーディソンで年末を迎えたのは2回目になります。2年近く前に作った「魚ポチ」と呼ばれるサービスですが、 おかげさまで今では事業の柱となりました。ありがちな話とは言え、技術的負債がエンジニア、デザイナー、営業各位にご迷惑をおかけしていて恐縮なのですが、どのように生まれたのかを内外に向けて書いてみたいと思います。

魚ポチとは?

よく「さかなぽち」と呼ばれるのですが、正しくは「うおぽち」です。水産品の仕入れをしたいお客様が、お持ちのスマホやPCで簡単に発注する事ができるシステムです。 https://uopochi.net/

取引のある仲卸や産地(以下仕入先)から入荷予定魚種や市況を貰い、それを開拓したお客様(以下飲食店)に配布して受注を頂き、全体の受注をまとめて仕入先に発注し、最適な仕分けと物流を構築して飲食店にお届けしています。

開発前夜

私が来た時点では水産業界のプロは居らず(それでも未経験ながら魚を仕入れて売る営業が居て凄いと思った) まずは業界の慣習通りFaxを使って受発注のフローを行いながら学び、それをIT化する手順で進めていきました。

しかしFaxオペレーションは間も無く破綻しました。 情報を収集して送信用のFaxを作るのに半日かかったり、受注を受け取るFaxも会社のプリンターに来るため、情報を集約するのも漏れが多くて大変な状況になってしまいました。 納品書や請求書も手製で作っていたので、日々のオペレーションをこなすだけで毎日終わってしまっていました。

進め方

システム化の要望は非常に大きく早く進めたかったのですが、トンチンカンなものを作ってしまわないように、集中して作るというよりもオペレーションを学ぶことを優先していました。 営業や仕入れ担当と肩を並べて開発し、それでも分からないことは築地の仲卸の方に教えて頂きながら進めました。早朝に築地にシステムを導入しに行ったり、プリンターを担いで納品しに行ったり。 それでも作っては捨て、作っては捨ての産みの苦しみを味わいつつ、何とか初期バージョンが完成しました。

運用後

2年経ってもベースの部分は変わらず使われ続けているので、ローンチは上手く行ったとおもいます。 エンジニア自らがオペレーションに深く入り込み作るシステムは、要件を満たし納期が早いので良い進め方だと思います。 反面、燃費が良過ぎてアクセルを全力でふかすことが出来ない課題もあります。この辺をどういう風に切り替えて進めていくのかは難しいです。

終わりに

まだまだ新規で作っていく案件は沢山あります。フーディソンでは自ら事業に入り込むエンジニアも、技術に自信がありスケールさせるエンジニアも、どちらも活躍いただける会社です。

採用関連に関してもっと知りたい方は こちらの wantedly を参照してください。