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日刊水産経済新聞を読むことで変わったこと

日刊水産経済新聞を読むことで変わったこと

はじめに

この記事は、foodison advent calendar 2015 の 19日目の記事です。

こんばんは。
sakanabaccaでカナガシラを 2匹400円で買って美味しかった vimtaku です。
初めて食べましたが、刺身にしたら脂がノリノリで美味でした。
今日は水産経済新聞愛読者である私が、水産経済新聞について紹介させていただきたいと思います。

日刊水産経済新聞とは

日刊水産経済新聞は、水産経済新聞社が発行する、水産業に特化した新聞です。
ウェブサイトはこちらです。
一般の人たちからみるとかなりニッチな新聞ですが、
水産業に従事する人からするとかなり耳寄りな情報があります。

どんなことが書かれているのか

私が水産経済新聞を取り始めたのは2015年10月でつい最近のことです。

私なりに考えると、大体以下の様なことが書かれているように思います。

  • TPP に関する問題
  • 資源管理に関すること
  • 水産系の何かのコンクールが行われた結果などの報告
  • 水産系の会議の内容の報告
  • かずのこ、フグ、たこ、寒ブリなどの、季節感がある商材に特化した記事(2-3日に一回替わりのイメージ)
  • 豊洲移転について
  • ブランドものの話
  • プライドフィッシュ関連
  • 日々の水産市況(築地、名古屋などの消費地市場と、全国の産地漁協
  • 海外マーケットの話(最近ではタイでの扱いや、ハラル関連)
  • 季節に応じた商材(最近ではおせち関連)
  • POS データによる売上げランキング
  • 各地で行われた水産系イベント(築地本願寺ハタハタフェスティバルなど)
  • KIRIMI ちゃん関連(水産経済新聞とコラボしている)

以上のように、水産業界に起こっている様々なことが書かれています。

読む前と読むあとでどう変わったのか

水産経済新聞を取るようになって、おおまかに以下のようなことを学びました。

  • 水産業界が、慢性的に抱えている資源管理や人的リソースに問題がある
  • 豊洲移転について、築地仲卸に対する説明不足や納得度の不足があり、なかなかうまくいってないようなことが多くある
  • TPP に関しては、水産業はもともと輸入しているものが多いので直接的な影響はあまりないものの、肉などの輸入が増えることが予想される中で、具体的にどのような影響があるのか明らかになっておらず不安である
  • 天然魚と養殖魚の築地に上がる率(たとえばマダイは 養殖:天然が 9:1)
  • 公的資金の投資のされ方(串木野など)
  • プライドフィッシュなどの取り組みが行われていること

これらは、普通にエンジニア生活をしていては得られなかった情報だと思います。
もともと私は新聞とかもとっていなかったので、こういう情報が得られるのは
とても斬新で、印象的に感じます。

私は水産経済新聞を取る前は、水産についての仕事をしつつも、
業界的に何が起きているかよくわかりませんでした。
今までの通勤時は、気になる技術について調べたり、はてブのフィードを見たり、
意識が低い時はゲームをしたり、ツイッターをしたり、
わりと一般的なエンジニアにありがちな通勤スタイルでした。

問題に感じていること

水産経済新聞はとても良いものだと思いますが、一般層との乖離は非常に強く感じます。
というのも、水産資源の問題や、プライドフィシュ、豊洲移転についても、
ほとんど問題すら知られてないのではないでしょうか。
より多くの一般の人たちに認知されるべく、各種イベントも行っていると思うのですが、
認知度はやはりそこそこといったところのように思います。

ためしに私が facebook で、プライドフィッシュについて知ってる人がいるか聞いた所、
水産関係者以外誰も知りませんでした(水産関係者でも多くない)。

様々な問題があることを多くの人達に認知してもらえてないことが問題だと思います。
個々人が情報を広めていくような取り組みは、やはり重要なのだと感じます。

所感

自分自身、技術的な事以外の情報を一切断ち切ったような生活をしていたので、
偏った生き方をしていたものだなぁと思いますが、
あらためて、広く浅く情報を得ることも必要なのだと思います。

僕は新聞なんて取る必要がない!
とずっと思っていましたが、今ではそんなことはないと思います。
新聞(電子版ではなく紙です)は媒体としてとても優れたものだと思います。
とくに毎日読む、という行為自体が、いろんなところへアンテナを張るために必要かと思います。
お金を出して定期的に読むことによって、その情報が必ず生きてくるように思います。
ちなみに水産経済新聞(紙)は月あたり5724円です。

ゲームにハマったりするのも重要なことですが(私もよく麻雀やイカのゲームをやりますが)
ちょっとの時間を新聞、特に水産経済新聞に費やしてみると、
より広い見聞を手に入れられるのではないでしょうか。

終わりに

foodison のミッションは「世界の食をもっと楽しく」です。
このミッションに共感するようなエンジニアの方は、是非一度遊びに来てください!
採用関連に関してもっと知りたい方は こちらの wantedly を参照してください。